今週の決算:HIMS、BABA、CRCLなど

注目すべき5銘柄 – 結果、反応、今後の展望

5月第2週を迎え、決算シーズンはこれまでで最も興味深いラインナップを迎えています。マクロ経済の期待値は急速に変化し、資本は激しくローテーションしており、今週の決算発表は、確信度の高いモメンタム銘柄と、大幅な再評価が期待される割安銘柄との間で明確な緊張感を生み出しています。

注目すべき5つの銘柄をご紹介します。

Circle Internet Group (CRCL)

USDCの発行元である同社は、暗号資産専業からグローバルな伝統的金融決済インフラへと進化を遂げています。

  • 決算発表日: 2026年5月11日(市場取引開始前または取引時間中)

  • 見通し: 強気

  • アナリストの視点: 全体的にポジティブ。USDCの流通量が753億ドルに達する中、機関投資家はCRCLを長期的な優良銘柄と見なしています。CircleとKyribaの提携(USDCとAIを統合したクロスボーダー決済および24時間365日のリアルタイム決済)が短期的な主要カタリストであり、純粋な暗号資産関連企業から伝統的なフィンテック企業へと位置付けを変えています。EPS予想:0.15ドル〜0.19ドル。売上高予想:7億1,713万ドル。

  • 注目のポイント: エンタープライズ導入。伝統的な企業クライアントによるUSDCの成長データと、Kyribaのような提携先からの収益転換に注目してください。

CRCLをUSDT/USDCで購入

Hims & Hers Health (HIMS)

空売り比率34%、経常収益90%、そしてGLP-1(肥満症治療薬)の影響はすでに織り込み済みかもしれません。

  • 決算発表日: 2026年5月11日(成行決済後)

  • 見通し: 混在(どちらに転んでも確信度は高い)

  • アナリストの視点: 意見が分かれています。EPS予想は14%引き下げられ0.527ドルとなり、目標株価は約20.19ドルとなっています。しかし、売上高の回復力(6億ドル〜6億2,500万ドルを予想)は評価されており、90%を占める経常収益基盤は、最近のGLP-1関連の逆風をすでに織り込んでいる可能性が高いです。

  • 注目のポイント: ショートスクイーズの可能性(強力なペプチド/GLP-1ガイダンスに注目)と、新規登録者の獲得コスト(CAC)。

HIMSをUSDT/USDCで購入

Cisco Systems (CSCO)

21億ドルのAIインフラ受注を獲得。CiscoはAI関連銘柄としての再評価を狙っています。

  • 決算発表日: 2026年5月13日(成行決済後)

  • 見通し: 中立的な買い

  • アナリストの視点: コンセンサスは「中立的な買い」で、目標株価の範囲は90.29ドル〜93.08ドル(モルガン・スタンレー91ドル、BofA 95ドル)。Zacksは第3四半期の売上高を155.8億ドル(前年同期比+10.1%)、EPSを1.04ドルと予測しています。前四半期の21億ドルのAIインフラ受注が主要なカタリストですが、メモリコストの上昇とSplunkのクラウド移行が短期的なマージンリスクとして指摘されています。

  • 注目のポイント: AI受注の納入(経営陣は今会計年度で50億ドル以上のAI受注をガイダンスとして提示)と売上総利益率。ネットワーク製品の売上成長率約19.1%が、サプライチェーンのコスト圧力に対して維持できるかどうかに注目してください。

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Alibaba (BABA)

過去最安値圏で取引されており、アナリストの平均目標株価は188ドル。価格と価値の乖離は無視できません。

  • 決算発表日: 2026年5月13日(市場取引開始前)

  • 見通し: 中立的な買い

  • アナリストの視点: コンセンサスは「中立的な買い」で、平均目標株価は現在の約140ドルに対し188.75ドルとなっており、大幅な上昇余地を示唆しています。バークレイズは「オーバーウェイト」評価で186ドルとしています。アナリストは2026年度第4四半期の売上高を約358.1億ドル、EPSを0.889ドルと予想しています。PER 26.81倍、PEG 2.42倍という水準から、多くの機関投資家が大幅に割安であると検討しています。

  • 注目のポイント: 国内Eコマースの回復(淘宝/天猫のGMVと利益率)および資本還元。自社株買いの拡大や増配が、最も直接的な株価上昇のカタリストとなります。

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Gemini Space Station (GEMI)

ピーク時から90%暴落した宇宙関連の純粋銘柄。現在は回復のきっかけを探っています。

  • 決算発表日: 2026年5月14日(成行決済後)

  • 見通し: ハイリスク(投機目的のみ)

  • アナリストの視点: 機関投資家のカバーは薄く、コンセンサス目標株価は8.55ドル。2025年9月に45.89ドルのピークを付けた後、セクター全体の評価見直しにより3.91ドルまで暴落しました。現在は5ドル付近で安定しています。EPS予想は依然として大幅なマイナスであり、ファンダメンタルズではなく、タイミングとモメンタムを狙った取引です。

  • 注目のポイント: 新規の商業契約、確定した打ち上げスケジュール、またはNASA/国防総省からの受注。短期的な決算は無視してください。希薄化リスクを評価するために、キャッシュの残高(キャッシュ・ランウェイ)を監視してください。

GEMIをUSDT/USDCで購入

今週のラインナップは、2つの取引テーマに明確に分かれます。HIMSとGEMIはボラティリティの高いセンチメント銘柄であり、スクイーズや反発を狙ってリスクを取るトレーダー向けです。一方、BABA、CSCO、CRCLはファンダメンタルズの再評価を狙う銘柄であり、市場は決算を通じて利益率の拡大と市場シェアを精査しようとしています。

どちらの側に立つかは、あなたのリスク許容度次第です。どちらのセットアップにも、背後には確かなカタリストが存在します。